こんにちは。Emi( @amyandehme )です。
今日は中学校で学ぶ現在完了形と高校で学ぶ現在完了進行形の違いについて、まとめていきたいと思います。
参考にする動画は次の動画です。
私自身「へぇ!」となったので、みなさんと共有できたらと思います。
Contents
have lived? have been living?どっちが正しいの?
今回例にあげる例文は動画内に出てくる次の2つです。
- I have lived in Portland for 3 years.
- I have been living in Portland for 3 years.
中学校では現在完了しか習わないのと、live等の状態を表す動詞は現在完了形にできないと教わるため、「I have lived 〜」の方が見慣れているかもしれません。
しかし!実際には、この例文はどちらも文法的に正しく、どちらも全く同じ意味であると動画では解説されています。
厳密に言うと話者がどのような場所にいるか、どのような状況で話しているのかによって、2つの使い分けがなされているということです。
現在完了(I have lived〜)を使う状況
ではI have lived in Portland for 3 years. を使う状況を解説しましょう。
動画内では次のようなシチュエーションが挙げられています。
- 自分自身の送別会でスピーチをする。
- Portlandを離れて別の場所で暮らすことが決まっている
このような場合は、現在完了を使うそうです。理由としては以下の2つ。
- 「3年住んだ」という「期間」について話しているため
- 現在完了進行形を使ってしまうと、送別会後もPortlandに住むという風に聞こえるため
現在完了形では「〜年間」などの期間に焦点が当てられ、現在完了進行形では、続いている「動作そのもの」に焦点が当てられるという違いがあるそうです。そのため、期間を強調したい場合、または、会話のあと、ある動作が継続しない場合は現在完了を使う方がベターなようです。
現在完了進行形(I have been living〜)を使う場合
次にI have been living in Portland for 3 years. を使う場合を解説していきます。
動画内で挙げられている状況
- 現在Portlandに住んでいる
- 仕事の関係でとあるイベントに出向き、そこで自己紹介などの会話を行う
このような場面でI have been living in〜を使う理由は次の通りです
- 「住んでいる」という動作を強調したいため
- 「今後も住み続ける」というニュアンスがあるため
現在完了進行形を使うことにより「住んでいる」という動作をより強調して相手に伝える効果があるそうです。また、仕事上のイベントでの会話ということから、「この先もポートランドに住見続ける」と相手に伝えることにより、新しい取引のチャンスが広がるかもしれないから、と動画内では説明されています。
最後に
今回取り上げたのは
- I have lived in Portland for 3 years.
- I have been living in Portland for 3 years.
の違いでした。今回の解説はあくまで上記2つの例文に関するものなので、他の例文に当てはまるかどうかは定かではありません。
少しでもみなさんのお役に立てたのであれば光栄です。
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